

そんな悩みを解決するのが、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。
この本と出会って、私の文章は進化を遂げました!
私の実績は…
- ライターのプロ集団「沖プロ」の研修生に合格
- 記事の平均滞在時間3分超え(上位3記事は10分超え)
こんな感じ。
他の記事と比べて、読みやすい記事が書けている自覚があります。
私の記事が読みやすいのは、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読んで、内容を実践しているからです。
断言します。全ブロガー、全ライターは「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読むべきです!
読むべき!と言われても、正直こう感じたのではないでしょうか。
「本を読む時間がない」
「本を読むこと自体が苦手」
この2つに当てはまらず、本を買って読み始めたとしても、おそらくほとんどの人が最初の数ページで挫折します。
正直、この「20歳の自分に受けさせたい文章講義」、スラスラ読めるものではないです。
月に必ず4冊は本を読む私でも、この「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読むには気合が必要でした。
いい情報が「これでもか!」と詰まっているのに、きちんと読む人が少ないのはもったいない…
そこで、この記事では、現役ライターである私が「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を、「すぐに使えるテクニック」に絞って要約することにしました。
この記事を読めば、あなたも5分後には読みやすい記事が書けるようになっていることでしょう。
ぜひ最後までお読みください!
目次
【すぐ使えるテクばかり】「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の要約

早速、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の要約をご紹介します!
【音読だけではNG】「視覚的」と「聴覚的」2つのリズムを知る
「音読して自分の文章を確認しましょう」
あなたがブロガー、ライターなら、おそらく一度は耳にしたことがあるでしょう。「音読しなさい」と。
20歳の自分に受けさせたい文章講義では、文章を確認するのに「音読だけでは足りない」と指摘しています。
どういうことなのか、ご紹介していきます。
文章には「視覚的」と「聴覚的」の2つのリズムがある
文章には、「視覚的」と「聴覚的」の2つのリズムがあります。
リズム | 説明 | 感じる部位 |
視覚的リズム | 文字や句読点が並んだときの、見た目の気持ちよさ | 眼で感じる |
聴覚的リズム | 音読したときのリズム | 耳で感じる |
視覚的リズムとは「文字や句読点が並んだときの、見た目の気持ちよさ」のことであり、聴覚的リズムとは「音読した時のリズム」のこと。
視覚的リズムは眼で感じ、聴覚的リズムは耳で感じます。
ここで質問です。
文章を読む時、眼と耳、どちらを使うでしょうか?
答えは、眼。文章を読む時、使うのは眼です。
眼で感じるリズムは、視覚的リズムでしたね。
つまり、文章を書く際には、視覚的リズムを意識すべきということです。
音読で確認できるのは「聴覚的」リズムだけ
文章を書く際には、視覚的リズムを意識すべき、とお伝えしました。
ここで、「文章を確認するのには、音読だけでは足りない」のお話に戻ります。
音読だけでは足りない理由は、音読で確認できるのは「聴覚的リズム」だけだからです。
例えば…
- 漢字とひらがなのバランス
- 改行
などは音読では、わからないですよね。
音読で確認できるのは、聴覚的リズムだけ。文章を確認するのに、音読だけでは不十分です。
視覚的リズムを構成する3つの要素
視覚的リズムを構成するのは、以下の3つ。
- 句読点
- 改行
- 漢字とひらがなのバランス
それぞれの役割を表にまとめると…
句読点 | 文字間の圧迫感を解消する |
改行 | 行間の圧迫感を解消する |
漢字とひらがなのバランス | 字面そのものの圧迫感を解消する |
順に、ざっくりとご紹介します。
【1】句読点
句読点の役割は「文字と文字の間に物理的なスペースを作ること」。
本書では、以下のように書かれています。
早い話が、文字と文字の間に〝物理的なスペース〟をつくり、見た瞬間に「ここで切れるんだな」とわからせてくれるのだ。 たとえるなら、ズラッと黒が並ぶオセロの列に、白が1枚紛れ込むような感覚である。これだけで見た目の圧迫感がなくなり、ひと呼吸おかせてくれる。物理的にはわずか半文字分ほどのスペースだが、視覚的にはとてつもなく有効なのだ。
古賀史健. 20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO) (Kindle の位置No.765-769). 株式会社星海社. Kindle 版.
著者がルールとして設けているのは、「1行の間に必ず句読点をひとつは入れる」こと。
たとえば、本書は1行40文字である。多くの書籍は、1行38行から41文字あたりに設定されている。(縦書きの場合)
この数字を多いと見るか、少ないと見るか。
ぼくは「多い」と見る。考えても見てほしい。五七五七七の短歌は31文字だ。
俳句にいたっては、たったの17文字である。俳句が2つも入ってしまう40文字は、情報量として十分すぎるほど多い。これだけの文字数を句読点もなくダラダラ読ませられることに、われわれは視覚的にも聴覚的にも慣れていない。(Kindle の位置No.759)
参考までに、私が今書いているこの記事の場合、1行45文字でした。書籍の文字数よりも多いです。
「句読点はなんとなく使っている」という方は、1行にひとつ、意識的に使うようにしましょう。
【2】改行
改行の役割は「行間の圧迫感を解消する」こと。
本書では、以下のように書かれています。
視覚的リズムの観点からいうと、①の句読点は「文字間=縦」の圧迫感を解消するのに有効だった。 それに対して改行には、「行間=横」の圧迫感を解消する役割がある。
(Kindle の位置No.792-793)
どれくらいで改行すべきかの目安について、「最大5行あたりを目処に改行したほうがいい」と書かれていますが、これは書籍の場合です。
Web上の記事であれば、スマホで読むことも考慮して、さらに少なく、3行ぐらいで改行するのが良いでしょう。
【3】漢字とひらがなのバランス
漢字とひらがなはバランスが重要。
本書では、漢字が多い文章・ひらがなが多い文章について、以下のように書かれています。
ここはぜひシンプルに考えていただきたいのだが、相対的に見て、漢字は画数が多い文字である。そして画数の多い漢字を多用するほど、文章の「見た目」は黒に近づく。見た目の黒さ、ごちゃごちゃ感は、そのまま圧迫感につながる。
(Kindle の位置No.818-820)
ひらがなにはひらがなの圧迫感がある。具体的にいうと、ひらがなは濁音を除くとわずか48文字しかない、しかも形状が非常に似通った「表音文字(音のみを表す文字)」だ。そのため、ひらがなが連続しすぎると、どこで切ったらいいのかわかりにくくなる。
(Kindleの位置No.831-835)
漢字が多い文章、ひらがなが多い文章について、表にまとめると…
漢字が多い文章 |
→圧迫感 |
ひらがなが多い文章 |
→どこで切ったらいいのかわからない |
漢字が多い文章には圧迫感があり、ひらがなが多い文章はどこで切ったらいいのかわからなくなります。
そのため、重要なのは漢字とひらがなのバランス。
漢字とひらがなの理想的なバランスについては、本書では書かれていません。
その代わり、漢字は「そのものが太字で書かれたキーワードのような役割」を果たしていると説明されています。
白い(画数の少ない)ひらがなのなかに、黒い(画数の多い)漢字がある。それでこそ、黒が引き立つのである。文章において引き立てるべきは、明らかに漢字だ。
例えばわれわれは興味のない新聞文字を眺めるとき、無意識のうちに本文中の漢字だけを拾い集める。漢字は、文字そのものが意味をなす「表意文字」であり、パッと見た瞬間に何が書かれているのかを把握できる。
そしてなんとなく「こんなことが書かれているんだな」とあたりをつけ、今日が湧けば頭から読む。すなわち、漢字そのものが太字で書かれたキーワードのような役割を果たしているわけだ。そんな読みやすさを持っているのが、漢字とひらがな・カタカナを併用した日本語の強みである。
(Kindleの位置No.841-842)
漢字が多すぎる文章になってしまった場合、キーワードとはならない漢字をひらがなに変えると良いでしょう。
音読で確認すべきは①読点の位置②言葉の重複
音読で確認すべき要素は、以下の2つです。
- 読点「、」の位置を確認する
- 言葉の重複を確認する
1.読点「、」の位置を確認する
音読によって、自分の意図する箇所に「継ぎ目」としての読点が入っているか、を確認します。
以下の例文を読んでみてください。
彼が疲れた表情で電車を待つ彼女に声をかけた
(Kindle の位置No.768)
「?」となったのではないでしょうか。
この文章だと、「疲れた表情」なのが彼なのか、彼女なのかがわかりません。
読点をつけると、彼と彼女、どちらがつかれた表情なのかが明確になります。
(A)彼が疲れた表情で、電車を待つ彼女に声をかけた
(B)彼が、疲れた表情で電車を待つ彼女に声をかけた
(Kindle の位置No.768)
(A)は彼、(B)は彼女が、「疲れた表情」であるとわかりますね。
人の書いた文章であれば違和感にすぐ気づきますが、自分の文章では「こう読むはずだ」と思い込んでしまいがち。
音読することで、自分の文章を客観的に読め、読み間違える可能性のある文章に気づけるのです。
2.言葉の重複を確認する
以下のような言葉が連続して使われていないかを、音読で確認します。
- 「である」などの語尾
- 「そして」などの接続詞
- 「~という」
- 「とても」「非常に」「かなり」などの副詞
特に目視のチェックだけで気づきにくいのは、後半2つ(「~という」「とても」「非常に」「かなり」)が連続している場合です。
試しに、以下を読んでみてください。
姉は映画がとても好きだ。特にB級ホラー級映画のファンで、男の人からはとても驚かれるらしい。おかげで私も、B級ホラー映画にはとても詳しくなった。姉のような本格的ファンは、B級ホラーの馬鹿馬鹿しさを愛する人がとても多い。
(Kindle の位置No.916)
特に違和感なく、読めたのではないでしょうか。
続いて、上記を今度は音読してみてください。
「とても」という副詞が、たくさん使われていることに気づいたと思います。
このように、文章には目視だけでは気づきにくいミスが存在します。
目視だけでは気づきにくいミスに、特に意識を向けて音読をすることで、音読による効果的な文章チェックが行えます。
「特定の1人」に向けて、「親が読んでもわかるように」書く
文章を書く際、このような悩みを抱えたことはありませんか?
「誰に向けて書けばいいんだろう?」
特にブログの記事ではありがちなこの「誰に向けて書くか」の悩み。
私も散々悩まされました。。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」では、「誰に向けて書くか」について明確に答えが記されています。
それは「特定の一人」に向けて「親が読んでもわかるように」書くこと。
10年前の自分、もしくはたった一人のあの人に向けて書く
なぜ、あなたは10年前の自分に向けて書くべきなのか?
いま、この瞬間にも日本のどこかに「10年前のあなた」がいるからだ。
10年前のあなたと同じ問題を抱え、同じ景色を見て、同じようにもがき苦しんでいる人は、必ずいる。(Kindle の位置No.1544)
特定の一人に向けて書くことで、結果としてよりたくさんの人に届く文章が書けます。
そのことが、ラブソングを例えに説明されています。
本当に特定の”あの人”に向けた文章が、他者にも届くのか?
これは、ラブソングを思い出してもらうといいだろう。
状況描写や年齢設定があいまいなラブソングは、意外と感情移入しづらいものである。ぼんやりした情景のなかで、ぼんやりした相手への愛を歌われても、これといって響くところはない。
ところが、情景描写や年齢設定、心象描写の細かいラブソングは、感情移入することができる。たとえ自分にそんな経験がなかったとしても、だ。スキー未経験者でも「ゲレンデの恋」を扱った歌に感情移入できてしまうのが、ラブソングなのだ。(Kindle の位置No.1608-1609)
親が読んでもわかるように書く
特定の一人に向けて書く際、気をつけなければいけないのは、専門的な文章になってしまわないようにすることです。
例えば私が、以下のような「特定の一人」を設定し、文章を書く場合。
30代男性/一人暮らし/彼女なし/年収500万
大手SIerのエンジニアで、フリーランスとして独立しようか迷っている
「30代で大手SIerの中堅エンジニアなら、SIer・Java・上流工程・基幹業務ソフトなどの言葉は、理解できるだろう」と考え、これらの用語の説明なしで文章を書いてしまいます。
ところが、こうした専門用語について説明をしない(=専門性に溺れる)と、本当に特定の一人にしか届かない文章になってしまいます。
専門書やマニア向けの雑誌などが(一般読者にとって)読みづらいのは、このためだ。出てくる言葉が難しいのではない。読者に甘え、本来やるべき説明を怠っているから、読みづらいのである。
(Kindle の位置No.1646-1647)
専門性に溺れることを防ぐには、第三の読者を設定すること。
若い書き手であれば、「おかん(母親)が読んでも理解できるか?」と考えるのが効果的です。
じゃあ具体的に、どうすれば専門性に溺れずに済むのか?
第三者の読者を想定することだ。
(中略)
その分野の非専門家、自分の書くテーマとまったく無縁な人が読む姿をイメージする。世代も違えば見ている景色も違う、本当の意味での「他者」をイメージするのだ。
若い書き手にとって、格好のサンプルとなるのは自分の親だろう。
(中略)
早い話が「こんな文章で、うちのおかんは理解してくれるかな?」と考えるわけだ。(Kindle の位置№1656-7)
特定の一人に向けて書く。ただし、専門的・マニアックな文章になってはいけません。
それを防ぐために、親(自分の書くテーマとまったく無縁な人)が読んでもわかるように書く。
自分の書くテーマとまったく無縁な人に記事を読んでもらって「わからない部分がなかったか」を実際に確認できると、さらに効果的でしょう。
別の文書ソフトにコピペして自分の文章を確認
「印刷すると自分の文章を客観的にチェックできる」
知ってはいても、実践するのはちょっとめんどくさいですよね。
書類を増やしたくないし、何より私の場合、そもそも家にプリンターがない…
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」では、印刷せずに自分の文章を客観的にチェックする方法が紹介されています。
①文章を別のワープロソフトにコピー&ペーストする
②文章のフォントを変更する
③縦書き・横書きを変更する
(Kindle の位置No.2540)
別のワープロソフトにコピペし、フィントを変え、縦書き横書きも変える。
ここまでやると、もはや別の文章です。
私も試しにやってみたのですが、印刷して読む以上に効果を感じました。お試しあれ。
面倒くさい細部を書くと説得力が上がる
①コーヒーを飲むと、眠気が覚める
②コーヒーを飲むと、カフェインの効果によって眠気が覚める
③コーヒーを飲むと、カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため、眠気が覚める
(Kindle の位置No.1361)
一番説得力があると感じたのは、③ではないでしょうか。
「カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため」って正直どうでもよさそうな情報ですよね。何より、ここまで細かいことを書くのは、めんどくさい。。
でも、この面倒くさい細部を書いてこそ、説得力が増すのです。
文章は”面倒くさい細部”を描いてこそ、リアリティを獲得する。そして”面倒くさい細部”の描写によって得られたリアリティは、読者の理解を促し、文章の説得力を強化するのだ。
(Kindle の位置No.1359)
一般に”事実”の描写というと、数字や科学的データの挿入だけで終わってしまいがちだ。しかし、本当にリアリティは、日常の何気ないところに転がっている”面倒くさい細部”を描写することによって生まれるのである。
(Kindle の位置No.1376)
とはいえ細部まで書きすぎると、何が伝えたいのかよくわからない文章になりがち。
「説得力を強化する」目的を明確に持った上で、細部を描写するのが良いでしょう。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」明言集

ここでは、私が読んで「こ…これは…!!」と心に付き去った明言をいくつかご紹介します。
私の余計な言葉を加えるのも野暮なので、解説はしません!笑
気になった方は、ぜひ本を読んでご確認ください。
人は解を得るために書くのだし、解がわからないから書くのだ。
(Kindle の位置No.311)
どこでどんな仕事に就こうと、文系であろうと理系であろうと、業種や職種に関係なく生涯にわたって身を助けてくれる武器、それが文章力なのだ。
(Kindle の位置No.439)
われわれは、”感情”を伝えたいからこそ、論理を使うのだ。
(Kindle の位置No.672)
読者はいつも「読まない」という最強のカードを手に、文章と対峙しているのである。
(Kindle の位置No.1332)
文章を書くとき、われわれは「結局なにが言いたいんだ?」という問いに、”ひと言”で答えられなければならない。
(Kindle の位置No.1258)
文章を書くことは、他者を動かさんとする”力の行使”なのである。
(Kindle の位置No.1281)
あらゆる人に開かれた”平易な文章”ほど難しいものはないのである。
(Kindle の位置No.1665)
「集中して書いたもの」がそのまま「集中して読んでもらえる」と思っているなら、それは大きな間違いだ。
(Kindle の位置No.1743)
しかし、われわれは「正しい」だけでは動けないのだ。頭で「正しい意見だ」と理解できても、肝心の”心”が動かないのである。
(Kindle の位置No.1817)
「文章には”自分の頭でわかったこと”以外は書いてはいけない」
(Kindle の位置No.2045)
問題は「なにを書くか?」ではなく、「なにを書かないか?」なのだ。
(Kindle の位置No.2247)
「いい文章」とは「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」のことである。
(Kindle の位置No.2620)
要約して得た結論:ちゃんと本を読んだほうがいいです

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」について、すぐに使えるテクニックの切り口で要約をお伝えしました。
要約を作るために、この本を読むこと、5周以上。
理解が深まるにつれ気づいたのは、この本自体が既に要約であり、無駄がないということです。
「すごい良いことが書いてある…!全部書きたい…」
と、血の涙を流しながら、全てが大事な情報となっている本の中から、”すぐ使える系のテクニック”だけを厳選して書きました。
「本を読まなくても良いように」と要約記事を書いておいて何なんですが、結論、要約に頼らず本を買ってちゃんと読んだほうが良いです。本当に。
この記事で紹介した以外にも、ためになる文章術を学べることはもちろんのこと。
この本に書いてある文章術が、この本自体に実践されています。
この事実に気づいた時は、鳥肌が立ちました。
- 文章術を学ぶために読む(1回目)
- どこでどんな文章術が使われているか考えながら読む(2回目)
こんな風に、1冊で2回楽しめる本となっています。
この本に、買って読む価値があることは、5回読んだ私が保証します。
たかだかランチ一食分です。
一生モノの文章術を得るために、自己投資してみませんか?
「本を読むのが苦手な人」「時間がないと言い訳している人」へ

最後に…「本を読むのが苦手な人」「時間がないと言い訳している人」に向けて。
無駄に煽りますね。笑
文章を学ぼうとしている人が、本を読まなくてどうするんですか?
確かに、YouTubeやWebサイトなどからも情報を得ることは可能。
ただ、本と比べると、扱っている情報が「浅い」ことが多いです。
現に、私が血の涙を流しながら作ったこの記事ですら、扱えているのは本の表面的な部分だけ。
本質的な情報を得るなら、本を実際に読むのが一番です。
世帯年収が高いほど、読書量が多い傾向にあるというデータもあります。
1 カ月に最低 3 冊以上本を読む人は…
世帯年収が1500 万以上: 40.5%
300~500 万未満: 22.6%
1 カ月に 1冊も本を読まない人は…
世帯年収が1500 万以上:9.5%
300~500 万未満: 28.8%
本は紀元前3500年、メソポタミア文明の頃から存在する、歴史ある文章。
私達は、大昔から本とともに生きてきたのです。
今は、本を音声で読み上げてくれるサービスも。
Audibleであれば、今回紹介した「20歳の自分に受けさせたい文章講義」も対象です。
どうしても読むのが苦手、という方は、まずは「読む読書」から初めてみてはいかがでしょうか。