【実務1年で合格】独学で受かる?データベーススペシャリスト合格体験記・勉強法

データベーススペシャリストを受けようと思っている。
独学でも合格は可能?おすすめの勉強法は?

そんなお悩みにお答えします。
「勉強法だけ知りたい」という方はこちらをクリック

この記事の著者

文系未経験からSIerに入社。
入社後4年間で4つの高度情報処理試験に合格

  • データベーススペシャリスト(2年目春)
  • 情報セキュリティスペシャリスト(2年目秋)
  • システムアーキテクト(3年目秋)
  • サービスマネージャ(4年目秋)

結論から言うと、独学でもデータベーススペシャリストの合格は可能です。
実際に私は実務経験1年の状態から、独学でデータベーススペシャリストに合格しました。

この記事では実体験を基に、独学で合格するための勉強法をお伝えしていきます。

この記事を読むと・・

✔データベーススペシャリストの概要
独学のメリット・デメリット
✔データベーススペシャリストの勉強方法
✔データベーススペシャリストに合格するメリット

がわかります!

参考になれば幸いです。

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データベーススペシャリストとは?【再確認】

データベーススペシャリストの試験の概要ついてご紹介していきます。
(「そんなの知ってるよ」という方はここをクリックして飛ばしてください。)

データベーススペシャリストの概要

データベーススペシャリストの概要、試験形式、スケジュールなどをご紹介していきます。

データベーススペシャリストは情報処理試験の最難関資格の1つ

データベーススペシャリストは、IPA(情報処理推進機構)で実施されている情報処理技術者試験の1種です。

情報処理技術者試験とは・・ 
「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

IPA(情報処理推進機構)公式HPより

難易度によって4つのレベルに区分されており、データベーススペシャリストはレベル4(最難関)の試験の1つです。

データベーススペシャリストの対象者像

データベーススペシャリストの対象者像は・・
高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

IPA(情報処理推進機構)公式HPより

つまり「データベースに詳しい技術者」です!

データベーススペシャリストの試験形式・スケジュール・合格率

試験時間・出題形式・出題数(解答数)

試験時間・出題形式・出題数は以下の表のようになっています。

IPA(情報処理推進機構)公式HPより

午前Ⅰについては、条件を満たせば免除することができます。

午前Ⅰの免除条件

下記のいずれかの条件を満たした場合、その後(2年間)の受験申込み時に申請すること

  • ①応用情報技術者試験(AP)に合格
  • ②情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
  • ③情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる

午前Ⅰを免除して高度試験に受かった場合、「受かった期間から更に2年間」免除を受けることができます。私はこれを利用して免除し続けたので、最初の1度しか午前Ⅰを受けませんでした。

受験スケジュール

申し込み~合格発表までのスケジュールは以下となっています。

申し込み試験合格発表
7月中旬~8月中旬10月第3週の日曜12月中旬
注意

4月と10月に行われる情報処理試験のうち、データベーススペシャリストの試験が実施されるのは10月だけです。

合格率・難易度

過去10年間のデータベーススペシャリストの合格率は16.1%
他の高度試験と比べても平均的です。

独学のメリット・デメリット

続いて、独学のメリット・デメリットを簡単にご紹介していきます。

独学のメリット3つ

独学のメリットは以下の3つです。

独学のメリット
  1. 自分のペースで学習できる
  2. わからない部分だけを学習できる
  3. よけいなお金がかからない

自分のペースで学習できる

独学は完全に自分のペースで学習することができます
講座を受けた場合に起こりがちな「答案演習の締切に振り回される」なんてこともありません。

わからない部分だけを学習できる

講座は全範囲を網羅的に学習します。
独学であれば、わかっている部分は飛ばして、わからない部分だけに集中して学習することができます。

余計なお金がかからない

講座は数万以上お金がかかります。
独学であればかかる費用は参考書数冊分、1万円以内です。

独学のデメリットは全てが自己管理であること

独学のデメリットは、スケジュール学習する内容などを全て自分で管理していかなければならないことです。

自己管理が苦手な人は、講座に申し込んだほうがよいです。

データベーススペシャリストの勉強方法

データベーススペシャリストの勉強方法についてお伝えしていきます。

私は同じやり方で高度試験4つに合格しています。
他の高度試験にも活かせる、再現性の高い勉強法です!

勉強する順番は午後⇒午前

勉強は午後問題からとりかかりましょう。午前問題を勉強するのは最後
午後から勉強すること」が私が4年間で4つの高度試験に合格できた一番のポイントです。

午前なんて1~2週間前に勉強すれば受かります。(理由は後述)

午後から始めたほうがモチベーションも維持しやすい

午前の勉強、クソつまらん

午後の問題のほうが学習していて単純に楽しいです。
それに比べて、午前は何も面白くない

それと、まず午後からやってしっかり勉強したなら、「ここまでやったからには受かりたい!」となって、午前は意地でも勉強できるはずです。

午前Ⅰ・午前Ⅱの勉強方法【チート級】

試験1~2週間前に、過去問5年分丸暗記しましょう。以上。

・・は?

ってなったと思うのでもう少し解説します。

午前問題は4割近く過去問から出ます。
過去問から出た問題を全て正解すれば、それで40点です。
残り60点のうち、20点得点できれば午前は通過です。

3問に1問正解すれば良いので、午後Ⅰ・Ⅱを勉強してで身についた知識で十分解けます

試しに過去問何年か分を見比べてみてください。
全く同じ問題が出題されていることに気づくはず。

本当に過去問から出るの?検証してみた

以下、平成31年度のデータベーススペシャリスト午前Ⅱで出題された問題です。

平成31年度 データベーススペシャリスト午前Ⅱ

続いて、平成22年度のデータベーススペシャリスト試験の午前Ⅱ

平成22年度 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ

さらに、平成25年度データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成25年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ

横並びにしてみましょう。

完全に一致・・

過去問が出るときは、選択肢も含めて完全に同じ問題が出ます。

つまり問題文と、「ア~エ」のうち正解のカタカナだけ覚えておけばOK
この問題だと「学期が異なれば同じ授業科目を何度でも履修できる」=「エ」
覚えるのはこれだけ。

午後Ⅰ・Ⅱの勉強方法

基本は「過去問⇒解説」の繰り返し

大前提として、いきなり過去問を解いてください。
あとは基本的に以下を繰り返すだけです。

過去問を解く⇒解説を読み込む(解いた倍の時間をかける・解説がわからければ調べる

まず解いて、解説見て、それでもわからない部分だけ参考書やネットで勉強してください。
解説はIPAで公開されているものだけでは足りないので、参考書が必要です。

私が使った参考書は情報処理教科書 データベーススペシャリスト
過去19年分の問題・解説をダウンロードでき、解説も細かいです。

午後Ⅰ・Ⅱの対策はこれ一冊あれば十分です。

過去問をいきなり解く理由

「料理ができるようになりたい」場合、どちらのほうが習得が早そうでしょうか?

  1. 料理本を勉強して知識をしっかり身につける⇒料理する
  2. 料理する⇒うまくいかない部分、足りない知識について料理本で勉強する

②(料理⇒勉強)のほうが早く習得できるイメージがついたのではないでしょうか。

試験に当てはめると、以下となります。

料理本での勉強=基礎知識の学習
料理=過去問

ほとんどの人は、基礎知識の学習から初めて、なかなか過去問を解きません
これでは問題を解けるようにはなりません。
本だけ読んでても料理がうまくならない」のと同じです。

まず過去問を解いて、足りない部分を勉強する。
過去問⇒勉強の順にすることで、圧倒的に効率よく知識をインプットすることができます。

【裏ワザ】午後Ⅱの勉強時間を半分にする方法

勉強する時間に余裕がないなら、【試験を受ける前から問1・問2どちらを受けるのか決めて、その問だけを勉強】しましょう。午後Ⅱの勉強時間を半分にすることができます。

例年、午後Ⅱの問題は以下のような形で出題されます。

問1問2
午後1と同じような問題E-R図を書く問題

2問中1問を選ぶ選択式なので、どちらかは解かなくてよいのです。

私も問2の「E-R図を解く問題」だけに絞って勉強しました。

解く問題を決めておくことには、勉強時間の短縮以外にもメリットがあります。

解く問題を予め決めておくメリット
  • その問だけを対策すれば良いので、勉強時間を半分に短縮できる
  • 試験本番で「解かない方の問題を読む時間」、「どちらを解くか判断する時間」を短縮できる
  • 選んだ問題が難しくても、迷うことなく最後まで解き続けることができる

選んだ問の問題が、本番でめちゃ難しかったらどうするの?

問題が難しかったらむしろチャンスです。
他の人の多くが「やべぇ・・難しいからもうひとつの問にしようか、どうしよう、、」と迷う中、
試験時間をフルに使って解くことができます。

実際、私が合格した年、平成25年の午後Ⅱ問2は、過去問と比べ物にならないくらい難しかったです。
それでもその問題を解く以外に選択肢がなかったので一心不乱に解いた結果、80点以上の高得点で合格できました。

「合格率を毎年一定にするために配点調整がされている」噂もあるので、
その問が難しい=受かりにくい は言い切れません。
全員が解けなかったような難問は配点が低くなるので、解ける問題だけ確実に解ければ十分に受かる可能性があります。

勉強方法Q&A

Q:合格に必要な勉強時間はどれくらい?

A:人によるのでわかりません。過去問で合格点が取れるようになるまで勉強しましょう。

Q:「過去問の丸暗記」みたいなずるいやり方で受かっても意味ないじゃない?

A:せっかく「長い時間使って勉強して、貴重な休みを丸一日使って試験受ける」のに、
試験に落ちるほうが意味ないと思います。

正攻法で落ちるより、ちょっとずるっぽいことして受かりましょう。
受かればデータベース関連の仕事が増えて、仕事を通じて知識が増えます。

データベーススペシャリスト合格のメリット

最後に、データベーススペシャリストに合格するメリットをお伝えしていきます。

データベーススペシャリストに合格するメリット
  1. 仕事に活かせる
  2. 資格手当をもらえる
  3. 社内での評価が上がる
  4. 転職時に有利

独学で一番むずかしいのは「モチベーション維持」です。
メリットをしっかり理解して、モチベをあげておきましょう!

メリット1.仕事に活かせる

データベーススペシャリストで得た知識は、間違いなく仕事に活きます。

データベーススペシャリストの知識が活きるケース(例)
  • 扱うデータが大量で更新時に時間がかかってしまう。どうにかしたい
  • 最適なテーブル設計を行いたい

また、データベーススペシャリストの資格を持っていることで、以下の好循環が生まれます。

データベースに関する仕事を頼まれる⇔データベースの知識が深まる

メリット2.資格手当をもらえる

会社によっては、データベーススペシャリストを取ることで手当がもらえます。

私の事例

データベーススペシャリストに合格したことで、
一時手当金として合格時に70,000円
資格手当として毎月5,000円
をもらっていました。
その会社にいる限り、永遠に毎月+5,000円です。やばくないですか?笑

お金をもらえるとなるとやる気が段違いですよね!
受ける前に会社の規定を確認しておきましょう!

メリット3.社内での評価が上がる

データベーススペシャリストの資格を持っていることで、社内の評価も上がります。
昇給・昇進がしやすくなるかも?

私の事例

私のいたSIerでは、年間の評価の1割が資格でした。
若手のうちに資格の評価はカンスト(満点)状態となり、あり得ないスピードで昇給していました。

メリット4.転職時に有利

資格を持っていると転職時にも有利に働きます。

資格でアピールできること
  • その資格を所有できるだけの知識を持ってる
  • 業務外に勉強する向上心がある

終わりに:資格を取ろうとしているだけで凄い。受かったらもっと凄い

以上、データベーススペシャリストの独学での勉強方法についてご紹介してきました。

最後に、そもそも試験を受けようとしているだけで凄いです。
エンジニアの仕事、決して暇じゃないですよね。

そして、見事試験に受かったなら、それはもうめちゃ凄いです。

試験を受かるまでの壁
  • そもそも試験を申し込まない
  • 申し込んでも勉強しない
  • 多少勉強したけど当日試験を受けない
  • 試験受けたけど受からない


この壁を全て乗り越えて初めて、「合格」の二文字を掴み取れるのです。

誰に促されるわけでもなく、数々の誘惑に打ち勝って、ちゃんと結果を残した。
この経験は、今後何をやるにしても必ず活きます。

あなたが合格できることを、心から応援してます。

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