「SIerはやめとけ」は本当?当てはまる人、当てはまらない人【元SIerエンジニアが解説】

「SIerはやめとけ」って言われてるのってなんで?

SIerに内定をもらったんだけど、やめておいたほうがいいの?

そんなお悩みにお答えします。

この記事の著者

✔新卒でSIerに入社、7年勤務。
✔現在はフリーランスエンジニア。週2-3で40万稼ぐ。

「SIerから内定をもらった!」
「SIerに入社した!」

そんな矢先、聞こえてくるのは「SIerはやめとけ」の声。
不安になりますよね。「なんでやめとけなんて言われるの?」と。

そこで、この記事ではSIerで7年間働いた私が「SIerはやめとけ」の真意を解説します!

結論を言うと、SIerは就職先として悪くないです。

「SIerはやめとけ!」と言えるほど、SIerは終わっていはいません。
むしろSIerに向いている人もいます。

この記事で詳しく解説していきます。

この記事を読めば・・

✔SIerはやめたほうがいい人
✔SIerに向いている人
✔SIerで身につくスキル

がわかります。

参考になれば幸いです。

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「SIerはやめとけ!」に当てはまる人

「SIerはやめとけ!」に当てはまるのは以下のような人です。

SIerに向かない人
  1. プログラミングしたい
  2. 最新技術に触れたい
  3. マネジメントに興味がない
  4. お客さんと直接関わりたくない

順にご紹介していきます。

【SIerやめとけ】1.プログラミングしたい

SIerではプログラミングはしません。

ゴリゴリにプログラミングしたい!

そんな、「プログラミング厨」にはSIerは向きません。

「開発したくてエンジニアになったのに全然プログラミングしない」
はよくあるミスマッチです。

ゴリゴリにプログラミングしたいなら、Web系企業に行きましょう。

【元社員が語る】「SIerのエンジニアはプログラミングできない」は本当?【真相と対策】

【SIerやめとけ】2.最新技術に触れたい

SIerでバリバリの最新技術を使うことはほとんどないです。

SIerでは基本的に使い古されて実績のたっぷりある「枯れた技術」が使われます。
実績の少ない最新技術はSIerにとってリスクでしかないので、扱えることはまずありません。

最新技術をバリバリ使っていきたいなら、ベンチャー気質のWeb系企業がよいでしょう。

市場に出回り十分な実績ができた頃に、その技術を取り入れます。
私のいたSIerでは最近ようやくクラウド化に取り組み始めたらしいです。

SIerで最新技術を使わないのは、ユーザー目線に立った結果です。
理由もなく最新技術を嫌っているわけではありません。

あなたが、企業のシステム導入責任者となったとします。
どのようなことを考えるか、想像してみてください。

・余計な費用
・スケジュール遅延
などをなるべく起こさず、スムーズにシステムを稼働させたい。

上記のようなことを思ったのではないでしょうか。

この要望に答えた結果が「枯れた技術の採用」なのです。
最新の技術には思わぬトラブルがつきものです。

確かに最新の技術を使えばずっと安く速くシステムを作ることができるかもしれません。
でもそれ以上に「試してみたら使えなかった」などのリスクを重く見ているのが、SIerの考え方です。

たまに「もうちょっとリスク負ってもいいんじゃない?」ってときもありますけどね。。

【SIerやめとけ】3.マネジメントに興味がない


SIerの業務はマネジメント中心です。

SIerのマネジメント業務の例
  • スケジュール管理
  • システムの品質管理
  • メンバーのモチベーション管理

今あげたようなマネジメント業務にいっさい興味が持てない方は、SIerはやめておいたほうが無難です。

【SIerやめとけ】4.お客さんと直接関わりたくない


お客さん(システムを使うユーザー)との直接の関わりは、SIerの仕事の醍醐味です。
一番おもしろいところであり、ストレスフルなところでもあります。

お客さんとの関わり
  • 提案
  • 要件定義・設計などの打ち合わせ
  • 稼働後のサポート

ひたすらデスクワークしてたい。

お客さんと関わるのは怖い

ひたすらデスクワークしていたい人、お客さんとの関わりに抵抗がある人は、SIerはやめておきましょう。

SIerがオススメの人

以下の人は、SIerがおすすめです。

SIerに向いている人
  1. いろいろな会社のシステム構築に関わりたい
  2. 提案~稼働までシステム構築の全フェーズに関わりたい
  3. 交渉・調整経験をつみたい

こちらも順にご紹介していきます。

【SIerオススメ】1.いろいろな会社のシステム構築に関わりたい


いろいろな会社のシステム構築に関わることができるのはSIerならではです。
Web系企業だと関われるのは自社のシステム構築だけ。

私のSIerでの経験

私自身、SIerで100社以上のシステム構築に関わってきました。
飲食・物流・卸など業界業種も多岐に渡ります。

「1社に限らず、たくさんの会社のシステム構築に関わりたい」という方は、SIer一択です。

【SIerオススメ】2.提案~稼働までシステム構築の全フェーズに関わりたい

提案~稼働までシステム構築における全フェーズに関わることができるのは、SIerの強みです。

「どういう流れでシステムが作られていくのか」の全体像をつかみたいなら、SIerで経験を積むと良いです。

全体の流れを知っていると、「他の工程を考慮して作業できる」メリットがあります。

他の工程を考慮している例

テストで不具合があっても修正しやすいようにプログラミングしておこう!

この作りはプログラミングする時に工数かかりそうだな、、
もっと作りやすい仕様に変えられないか、お客さんと相談してみよう!

【プログラミングを覚える⇒フリーランスエンジニアになる】という流れが強い中、
【システム構築における全ての工程を知っている/経験があること】はフリーランスエンジニアとしても強みになっています!

【SIerオススメ】3.交渉・調整経験を積みたい


SIerの業務には、交渉・調整が多いです。
交渉・調整上手になりたいなら、SIerはオススメです。

交渉・調整が必要な例
  • お客さんのやりたいこと⇔開発予算
  • お客さんの希望する納期⇔開発スケジュール
  • システムの使いやすさ⇔開発工数
  • とにかく売りたい営業⇔余裕のない予算で受注したくないSE

予算はこれしかない、でもやりたいことは全部叶えてほしい!

この予算で全ての要望を叶えることは難しいですね。。
費用対効果を算出して、叶えたいことの優先順位をつけましょう!

こんな感じで、「無理ゲーな要望」を現実的な線に落とし込んでいきます。
こういう交渉・調整ごとってプライベートでもありますよね。

プライベートでの交渉・調整の例

カレーが食べたい

うどんが食べたい

じゃあ、カレーうどんを食べよう!

こういった交渉・調整が得意な人、経験を積みたい人にはSIerが良いです。
特にエンドユーザー(お客さん)との交渉・調整は力がつきます。

私自身、こういう交渉・調整ごとが好きでした。
うまく折り合いがつけられた時の気持ちよさをぜひ味わってみてほしいです!

SIerで身につくスキル2選

ここでは、SIerで身につけられるスキルをご紹介します。

SIerで身につくスキル
  1. プロジェクトマネジメント
  2. 要件定義・設計

「SIerにいたからこそ特に身についた!」と思うスキル2選です。

スキル1.プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメントスキルとは、「プロジェクトが期間内に目的を果たせるよう管理する」スキルです。

プロジェクトマネジメントの業務の例
  • スケジュール作成・調整
  • 問題が起きた時の対応方針の決定
  • 関係者の利害関係の調整
  • メンバーのモチベーション管理

なんか、適当にやればできそうじゃない?

と思いましたか?
試しにやってみてください。その案件、間違いなく炎上します。

プロジェクトマネジメントは立派なスキルです。

SIerに居た頃はみんな当たり前にやっていたので気づかなかったんですが、
世の中「ちゃんとしたスケジュールを引ける人」すら、まじでいないです。

スケジュールを適当に引くとどうなるか

(スケジュール適当に作る⇒遅延したらスケジュール引き直す)⇒()を繰り返し⇒気づきた頃には大遅延、炎上\(^o^)/

SIerで働いていると自然とプロジェクトマネジメントスキルが身につきます。

PM(プロジェクトマネジメント)系の案件は単価も高いです。

スキル2.要件定義・設計

要件定義・設計スキルは「お客さんの要望をシステムでどう実現するか考え、仕様に落とし込む」スキルです。

プログラミングならスクールで教わったりできますが、
この要件定義、設計のスキルは実務から学ぶしかないです。

要件定義・設計スキル
SIer必須
開発会社あればなお良い

開発(プログラミング)をメインに行っている会社なら、
要件定義・設計スキルは「できたらなおよい」程度のものです。

SIerでは要件定義・設計スキルは必須です。
プログラミングしないSIerで要件定義・設計ができなかったら「まじやばい」ので、嫌でも身につきます。

終わりに:大事なのは世の中にどういう形で貢献したいのか

以上、「SIerやめとけ」の真意についてお伝えしました。

最終的に大切なのは「どういう形で世の中に貢献したいか」です。
どんな仕事も、根っこにあるのは「世の中への貢献」。

SIerは、システム作りを通じて企業の成長をサポートする大切な存在です。
お客さんに「○○さんのおかげで理想のシステムができた、ありがとう!」と感謝された時の喜びは、今も忘れません。

どんな選択をしたにせよ、心からやりがいを持って働けるとよいですね。

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